競馬法則「は」〜「ほ」

 

 

【は】

【馬格のある馬は冬のダートで狙え】

冬のダートはパサパサしていて、砂も深い。特にその傾向が顕著なのが中山で、冬の中山ダートでは馬格のある馬が幅を利かせる。馬格のある馬が多いクロフネ産駒が中山で大爆発したのも頷けよう。反対に、馬格のない馬や軽いスピードを武器とする馬は中山では苦戦する傾向にある。

 

【ハズレのない地味な繁殖牝馬】

現役時代活躍した牝馬(フサイチエアデール、ロンドンブリッジなど)は有名だが、地味にオープン馬を輩出しつづけるハズレのない繁殖牝馬はいつまでたっても無名で、またその産駒も決まって人気がない。最近ではキリシマ3兄弟(ゴウゴウ、ゴールド、レッツゴー)を輩出したマルシンアモンやマイネルの主力血統にまで成長したマイネプリテンダーの一族(マイネルチャールズ、マイネルアワグラス、マイネヌーヴェル、)などがいる。

 

【ハンデ戦狙いの出走】

これは除外ラッシュが相次ぐ1000万条件、準オープンで起きている現象だ。ハンデ戦における負担重量の重い上位3頭には優先出走権が与えられるため、たとえ重いハンデを背負ったとしても、目標とするレースに除外の心配がなく確実に出走できるハンデ戦にあえてぶつける陣営が多くなっている。「ハンデ」と「馬の調子」のどちらを予想の際に優先するかは難しいところだが、勝負になると見込んで出走させるのであれば軽視は禁物だろう。

 

【パンパン馬場ではサンデー系を狙え】

「パンパンの馬場状態」とは、時計が速く、上がりも速い高速馬場のこと。そういった馬場ではサンデーサイレンス系が猛威をふるう。今、現役種牡馬の中でもっともサンデーサイレンスの適性に似通っているのはアグネスタキオンだと思うが、こういった馬場状態においてはアグネスタキオン産駒の天下となる。

 

【坂路効果を得た関東馬は要注意】

関西に遠征する際に、栗東に滞在して栗東の坂路で調教を行うことで力をつけたという例が存在するように(ピンクカメオ)、「坂路効果」には絶大なものがある。栗東の坂路コースを使用した関東馬は地元に戻ってきたときに思わぬ激走をすることがあるので、このパターンには注意しておきたい。

 

 

 

【ひ】

【平場・ダートの柴田善は買い】

最近ではGIでも連対するようになったが、それ以前の柴田善騎手はGIでは来ない騎手、として名高かった。しかし、その反面平場、特にダートでは圧倒的な存在感と安定感を誇り、ファンから絶大な信頼を受けていた。特に関東の有力騎手が大挙して関西のGIに乗りに行った時などは関東が「ヨシトミデー」になることも珍しくない。

 

【牝馬の福永】

初めてのGI制覇となった桜花賞を計2勝、昨年まで4年連続連対中という圧倒的な相性の良さを誇っていたオークスを計3勝。「牝馬の○○」いう系譜は河内騎手→松永幹騎手とつながってきたが、その系譜は完全に福永騎手が受け継いだどいっても過言ではないだろう。また福永騎手には「マイルの福永」というもうひとつの呼び名があり、エイシンプレストンをはじめ、エイシンチャンプ、ピースオブワールド、フサイチリシャールでマイルGIを制している。

 

 

 

【ふ】

【複勝ホース】

言い変えれば「堅実だが勝ちきれない馬」であり、この手のタイプは未勝利戦や500万下に多く潜んでいる。4戦連続2着、3着以内は8回という圧倒的なな勝ちきれなさぶりを発揮したレッズフィールドや2、3着が7回あるハイデフィニション、6戦連続で2、3着を繰り返したクリノラブゴールドなどが複勝ホースに挙げられる。「複勝コロガシ」をこの手の馬に対してやってみる、というのもひとつの手だ。

 

【藤原英-藤田のラインは買い】

ヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズやトーホウアラン、デアリングハート、マッキーマックスなど、これまで藤田騎手に騎乗依頼を出していなかったとしても、「ここぞ」という時には藤田騎手を起用する。藤原英厩舎の5分の1の勝利数を藤田騎手が挙げているように、このラインは抜群の相性を誇る。

 

【ブリンカー馬は外枠でこそ】

もっと条件を絞ると、「初ブリンカー」の馬は外枠でこそと言える。そもそもブリンカーは他馬を気にしたり、競馬中に物見をしたり気を抜いたりするのを防ぐために着用されるものなので、ブリンカー着用馬が他馬を気にせずに走れる外枠に入って好走することはある意味当たり前といえよう。

 

 

 

【へ】

【平坦血統】

中山や阪神といった、ゴール前に急坂がそびえたつコースを苦手とする血統のこと。今はそれほどでもなくなったが、以前のフジキセキ産駒は「坂で消し」というのが定番だった。また、坂が苦手ということは必然的に、坂のないローカルを得意だということだ。ツルマルボーイ、デルタブルースといった一流馬は別格として、ダンスインザダーク産駒も平坦血統に分類される。

 

 

 

【ほ】

【香港馬、侮るべからず】

古くはオリエンタルエクスプレスやインディジェナス。最近ではブリッシュラックやサイレントウィットネス、フェアリーキングプローンといった香港馬が日本に来日しては賞金を持って帰るという現象が頻繁に起こっている。それまで外国馬といえばイギリス、アメリカの馬だったが、日本馬のレベルアップと高速馬場、そして輸送がそれほど苦にならない立地条件からか、近年日本のGIで来る外国馬は香港勢のみという状況になっている。

 

【堀厩舎が関西ジョッキーに依頼する時は買い】

堀厩舎は美浦所属の厩舎だが、関西ジョッキーへの騎乗依頼がかなり多い。厩舎の看板馬であるジョリーダンスはオープン馬になってからすべて関西ジョッキーか外国人騎手を乗せているし、ロックドゥカンブも岩田騎手とコンビを組むことが正式に決定した。今後もこのパターンは出てくると思うので、堀厩舎の馬に関西ジョッキーが騎乗するときは狙い目となるだろう。

 

 

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